2013年11月27日水曜日

少し難しい話

「水は方円の器にしたがい、人は善悪の友による」
という言葉を
聞いたことがありますか?

平安末期から明治初期まで広く用いられた
初歩教科書である
「実語教」に書かれている言葉です。

水には決まった形がありませんよね。

四角い容器にいれれば四角くなるし
丸い容器にいれれば丸くなる。

容器にしたがって
方(四角)にも円(丸)にもなる。

だから
人も
環境や人間関係によって
良くも悪くもなる

という意味です。

類義語で
朱に交われば赤くなる
というのもありますね。

さて。

自分のまわりにいる友達や知り合いや家族を
思い浮かべてみてください。

その人の良いところは
どんなところですか?

どんな人にも
必ずいいところはあります。

まずは真似からはじめてみると
いいかもしれません。

それを自分の中に取り込むことができれば
それはあなたの良いところに変わります。

みなさんは
まだまだ無限の可能性を持っています。

その可能性を広げるのも
せまくするのも
みなさん次第です。