2022年1月29日土曜日

数字が1つもない

今日も寒いですね。

指先が冷たくて

タイピングミスばかりしてます。


さて。

昨日の原尾島校。


中3生たちが

夜学にきていました。


私立入試の感想をきいたところ


明誠は

1日目の理社が過去問より難しかった

2日目の数学がめちゃくちゃ難しかった


山陽は

2日目の数学、数字が1つも書いてなかったから

どう解けばいいかわからんかった


就実は

2日目の数学が難しかった


といったかんじでした。


明誠は1日目Ⅲ類、2日目Ⅱ類を受けた子たち。

2日目の数学が難しかったは

他の子も言ってましたね。

問題がみてみたい。


おそらく問題文が長くて

苦戦したのではと思います。

あとは1番がいわゆる小問集合じゃないってやつ。


山陽の

数字が1つもなかった

ってのがものすごく気になって

問題もってきてよと言ったのですが

回収されたとのこと。


え、数学で数字が1つもないとかある?

どうやって解くん?

もはや国語やん。それ。

となったのですが

もう少し詳しく聞くと

図形で

数字がないのに〇:〇で答える問題だった模様。


あ、それならありえるわ

となったのです。


数字がなくても

中点とか

何かしら比をだす情報はでてるはずなので。


就実の2日目は

ハイグレードを受けた子だったので

そりゃ難しいよね

となったのでした。


中学受験でいうと岡附みたいな、

高校入試でいうと朝日の独自問題みたいな、

そんなかんじですからね。


ただ、めちゃくちゃ難しくて

手も足もでないってことはないはず。


時間内に解ききれるかってのは

ありますけどね。

そこが難しい。


私立入試を経験して

入試は簡単じゃないってことが

よーくわかったと思います。


昨日の中3速習の英語の授業は

私立入試が終わったし

みんな県立普通科が第1志望だから

県立対策をやろう

ということで、県立対策を始めました。


まずは単元別の

わりと簡単な問題から。


見た目が簡単な問題だから

80点は余裕でしょ

なかんじで取り組んだのですが

なかなかその80点が取れない。


そう。

落とし穴に見事にはまるパターンです。


そういうことかー

そっちかー

みたいなね。


問題文をきちんと読んでない

というのもありましたけどね。


簡単な問題でも

最後まできちんと問題文を読むのは

とても大切なこと。


例えば

インタビューするのに

これを聞こうと思うという問題があって。


出身地とか年齢とかひまなとき何する?とか

そんなんがメモ書きで書いてあって

それを英語にする問題だったのです。


出身地だったら

Where are you from?

とかそんなかんじ。


なのに

I'm from Okayama.

みたいに答えちゃった人がいたんですね。


そこで20点減点。


完全なケアレスミスですよ。


be動詞で聞かれたらbe動詞で答える

Doで聞かれたらdoで答える

ってのは頭に入っているものの


be going toで聞かれてるのに

willで答えちゃうみたいなのとかね。


どっちも未来のことを聞くから

一緒っちゃ一緒ですよ。


でも、be going toとwillは

ニュアンスが違う。


I wishと

I hopeも違うじゃないですか。


〇〇だったらなぁ…ってどっちも訳せるけど

ほぼ実現不可能なのか

実現可能なのか。


そういう細かいところでの失点が

重なれば大きな失点になるのです。


入試関係のことでいうと

私立入試では

仮定法過去や原形不定詞は

どの学校も出題されなかった模様。


ただ、県立入試では

高校内容からおりてきた単元も

おそらく出題されるでしょう。


数学の箱ひげ図のあたりも。


そのへんの対策もしていきましょう。



受験前というと

生徒たちは

ピリピリした空気になるものです。


不安感や焦燥感もみてとれる。


だから、

原尾島校ではあえて

笑いの空間も作っています。


この時期にきて

そんなミスをしてるようじゃあ

うんたらかんたら

って厳しく叱責するよりも


見事に作問者のわなにはまったのねww

って言ってるほうが多い。


ミスした…ってへこんでる生徒に

追い打ちかけなくてもねと思う。


入試に対して

真剣に取り組んでないわけじゃなくて


真剣に取り組んでるからこそ

抜くときも必要。


ずっと糸を張りつめていると

プチっと切れてしまうのと一緒で

ずっと負荷をかけて

張りつめた状態だと

メンタルがやられてしまうのです。


メンタルの不調は

体調の不調にもつながりますし

負のスパイラルに陥ると

結果は悪化していく一方です。


ということもあって

こどもたちの様子をめっちゃみて

厳しめにいくときと

ほわっと抜くときを作ってます。


そのさじ加減がまた難しいんですけどね。


厳しけりゃいいってもんじゃないし

かといってほめりゃいいってもんでもない。


難しいですよね。


ただ

下をみたらキリがないし

上をみてもキリがないので


誰かと比べてどうこうじゃなく

自分自身をレベルアップさせていく。


それが大切だと思います。


入試は自分自身とのたたかいです。


後悔のないように

しっかりがんばっていってほしいと思います。


ということで

今週もおつかれさまでした。

来週もしっかりがんばりましょう!!