紅葉を見ると秋の訪れをかんじますね♪
でもすべての木が紅葉するわけではないことは知っていますか？
松や杉などは冬になっても緑の葉をつけたままなんです。
冬になると葉っぱが落ちる木が紅葉するんですね。
紅葉はこうした樹木が冬じたくをしている姿です。
毎年、明け方の最低気温が６度～７度位になると紅葉が始まり、
およそ20日～25日後に見頃を迎えます。
きれいな紅葉をみるには３つのポイントがあります。
■日中の天気がいいこと
赤い色素となる糖分は光合成によって作られます。
■昼と夜の寒暖の差があること
夜の気温が高いと、昼間作った糖分を使って活動してしまうため、鮮やかな赤になりません。
■適度な雨や水分があること
乾燥しすぎると葉が紅葉する前に枯れてしまいます。
紅葉の名所に渓谷や川沿いが多いのは、こうした条件が揃っているからです。
地球の３割ほどが森林ですが、
紅葉する落葉樹林がまとまっているのは、
東アジアの沿岸部と北アメリカ大陸の東部、ヨーロッパの一部にすぎません。
日本は国土のおよそ７割が森林で様々な落葉樹が生えており、
寒暖の差もあるため、いたるところで美しい紅葉が楽しめます。
ちなみに
岡山県内の有名な紅葉スポットは
後楽園（１１月中旬～１２月上旬）
津山の鶴山公園（１１月中旬～１２月上旬）
鏡野町の奥津渓（１０月下旬～１１月中旬）
鏡野町の岡山県立森林公園（１０月中旬～１１月上旬）
などなどがあります♪
都会の喧騒から離れて
田舎のゆっくりとした空気を感じながら
美しい紅葉をながめるのも
いいかもしれません。
「理科」というと苦手意識が強い人が多いかもしれませんが
これも「理科」♪
自然体験をたくさんすれば
苦手意識がうすくなるかも♪
