2015年4月16日木曜日

ほめ言葉

毎週水曜日は
原尾島校で絵画教室があるのですが
小2の女の子の描く絵がとても上手で
毎回驚かされています。

絵の先生は外部の先生で、
私立高校で受験指導をしていたり
個展をひらいたり
山陽カルチャーで絵の先生をしたり
というプロの先生なのですが

その先生が
小2ならふつうはこんなに描けない
素晴らしい
とおっしゃっていました。

油絵がやりたいという本人の希望もあって
昨日は下絵を書いていましたね。

書けたよ~
見に来て~
と言われたので
河原先生も誘ってふたりで
1階に降りたのですが
本当によくかけていました。















ね。
とっても上手ですよね。

青いビンと
レモン4個と
コーヒーミルです。

細かいところまで
しっかりと見ていました。

来週、再来週あたりで色をつけていくようです。

描き終わってから
ちょっと離れて自分の描いたものと
実物を見比べて
ここはちょっと違うなぁと言って
描きなおしたり

私より絵心がありますね~


で。
2階の事務室にあがってきてから
河原先生が
「絵の先生も先輩もよくあんなにほめられますね~」
と言ってきました。

そうですかね?

私はふつうに感想言っただけですけどね。

小2ならまっすぐに線を引くことや
見たものをそのまま形にあらわすことが
あんなに上手にできないですよね。

配置だったり
向きだったり
そんなことより
自分が描きやすいように描いていったり

目についたところだけを描いたり

細かいところまで注意がいかない子も
多くいます。


河原先生の言葉は
ほめるところがない
という意味ではないんですよ。

小2であれだけ描けるところが
すごいのはわかるけど
自分の口から出てくる言葉は
「すごい」しかないと。

こういうところがうまく描けてるね~とか
そういう言葉を知らなかったんですね。

ほめ言葉というと
すごい!しか知らなかったんでしょう。


そして

僕はあんな風にほめられたことなかったなぁ・・・

あんな風にほめられたら
絵の才能が開花したかなぁ・・・

とぼやいていましたw


「すごい」という言葉は
万能なんですよね。

だいたいほめる場面で
「すごい」といえば意味は通じます。

でも「すごい」だけだと
なんかうすっぺらいかんじがしますよね。

おなじく
「やばい」は万能な言葉ですが
それに頼りすぎると
きちんとした場で
言葉がでてこなくなることがあります。


気をつけないとなぁと思ったのでした。


さて。
今日もしっかりがんばりましょう!!