2021年4月6日火曜日

激ムズ??

今日は寒の戻りなんですかね。

ちょっと寒いかんじがします。

明日はまた暖かくなりそうです。


さて。

もうすぐ学校が始まりますね。

2020年度、昨年の4月に小学校の教科書改訂が行われましたが

今年の4月、2021年度は中学校の教科書改訂が行われます。

そして、来年の4月には高校の教科書改訂。


2025年1月の大学入学共通テストの本格実施につながる

これらの改定ですが

中学校の教科書改訂で一番大きく変わるのは英語です。


これまで中学校で習う英単語は1200語程度でしたが

小学校で習う英単語も合わせると2500語となり

約2倍となります。


これまで高校で学習していた現在完了進行形や

仮定法、原形不定詞や感嘆文などの

難度が高い文法事項も

中学校におりてきます。


すでに小学校英語でつまづいていたり苦手意識をもっていると

中学校入学直後から英語の授業についていけなくなる…

ということもありえます。


単語や連語などが増えるだけでも難度はぐっとあがるのに

その上、難しい文法事項まで習うとなると

タイトルに書いたように激ムズになる

ということです。


なんでこんなことになるのかというと

グローバル化が大きくすすんだから。


異文化の相手とコミュニケーションを図る能力や

答えのない課題に粘り強く向き合い解決する能力が

今後の社会でさらに必要とされるからです。


他の教科でも高校内容がおりてきたり

学習の順番が変わるというのはあるのですが

英語が一番、大きく変わったというかんじですね。


英語や国語などの語学は

語彙力が勝負です。


どれだけ単語を知っているか、覚えられているか。


文法云々の前に

まずそこが鍵となります。


小学校の英語は

「話す力」と「聞く力」がメイン。


小学校5・6年生では

それに加えて「書く力」と「読む力」も学ぶということですが

現状をみていると、「書く」「読む」のほうは

十分ではない印象です。


ですが、中学校になると

それらもすでに習った内容だから理解している前提で

授業はすすんでいきます。


こういうときはこういう

これはこういう意味

と音で理解しているだけの単語も

読める書ける単語としてカウントされる

ということです。


4月はエイプリルというのは知っているけど

英語では書けない

英語でAprilと書かれていたら読めない

という子が多い中、もう小学校で習ってるよねー

ってかんじで授業はすすんでいくんですよ。おそらく。


1月2月3月…とかって

中学生でも覚えるの苦労してましたよね。

日付をあらわす序数も。

そしてもちろん曜日も。

これら、全部小学校内容なんですよ。


音でわかってる単語を

文字とどうリンクさせていくか、

そこが大きな課題だと思います。


小学校は会話メインでしたが

中学校は文字メインですしね。


ここらへんの連携が

もっとスムーズにいくことが

課題だと思います。


ということで

早く中学校の教科書を入手したいのですが

学校への納品が終わってからだから

教科書が来るのはおそらく5月の連休明け付近。


1学期の中間テストがある学校は

5月末らへんなので

生徒たちが教科書をもらってきたら

それをみせてもらって

対策を…と思ったりしているところです。


ということで

今日もしっかり頑張りましょう!!