2018年3月2日金曜日

卒業

今日は
風もおさまって
おだやかな日ですね。

県立高校では
今日、卒業式のところが
多いようです。

昨日きてた高2生たちは
「卒業式、2年が行く意味ある?」
と言っていましたね。

授業があるわけじゃない。
ただ、3年生が卒業していくのをみるだけ。

学校行かなくていいじゃないか。

みたいな。

高3の先輩から
ボタンちょうだいって
いわれるかもしれんけぇ
行ってこられ
とか

そのときに備えて
ボタンちぎる練習しとかれ
とか言ったりして
行くようにはいいましたけどね。

たぶん
だりーわ
とか言いながらも
行ったんでしょうね。w


昨日は
県立高校一般入試の
最終倍率が発表されていました。

前回の発表から
少し動いたところもあり
おおむね予想通り
といったかんじでした。

高校生たちは
自分の通っている高校の
倍率を気にしてましたね。

そこから
俺らのときは倍率どうだったか
という話になり

そこから

まぁ受かると思っとったけどな。
受かる人数より
落ちる人数のほうが少ないんじゃけ。

とか言いだすやつ。

ほんとね。
よう言うわってやつですよ。

入試前とか
合格発表前とか
めっちゃ不安がってたくせに。

弱音を吐いたり、
逆に周りのみんなの手前
強気なことをいったりして。

私とふたりになったときに
あまりに不安そうにしてるから
どれだけ励ましたか
覚えてますか?的なね。w

それぞれ
タイプが違うから
同じ言葉をかけても意味がなくて
その子に響く言葉を
すっごい探して
叱咤激励して。

「先生、合格発表見に行くんじゃろ?」
って言われて
「行くよ。そりゃ。
みんなの頑張った結果を見に行く。」
というと
「じゃあオレは〇時頃に行くから
時間ずらしてきて。
受かってたらいいけど
そうじゃなかったらあれだから」
って言ってたのと同じ口から
そのセリフがでるとはね
っていうやつです。


受かったからこそ言えるやつじゃろ?

というと、全員、

まぁそれはある。

と言っていましたね。
真顔で。


何があるかわからないのが入試で
まさかがあるのも入試。

同じくらいの成績でも
合否の差が出てしまうのが入試。

入試に”絶対”はないんですよね。


そこからさらに
大学進学の話になり

私立大学は受けずに
国立一本でいって
落ちたら浪人するわ

って言い出し、

いやっあなたは
浪人には向かないから
それは考えない方がいい

いまからそんなに選択肢を絞らなくていい

って言ったり、

2浪して
大学入試の新テストに対応できなくて
「せめて高2の終わりに戻りたい。
そこに戻れたら同じ過ちは繰り返さない」
って決意して
いまここにいるっていう設定でがんばれ

って励ましたりしながら

すごく考えるのはわかるよ。
すごく悩むのもわかる。
けど、
それが勉強時間を削っていい理由にはならない。
悩みながらも
すべき勉強はしていかないとね。

と伝えました。

ニヤけながら
「オレ、思春期じゃけ。」
とかいうやつね。

ほんとに
難しい年頃の子たちだから
すごくまじめに話して心に響くときと
まじめに話せば話すほど
冷めていくときがあり

それを見極めるのが
また難しかったりします。

冗談めかして言ったことが
心に響いたりしますしね。

年を重ねるほど
口では立派なことを言うんですよ。

高校生になると
難しい言葉を使ったりしながら
自己主張するんですよね。

でも行動が伴わないところがあるのが
まだまだこどもなところで。


それでも
小学生の頃や
中1の頃と比べると
かなり進歩してるし
成長してるんですよね。

その姿をみてると
まだまだ甘いよっていうところもあるのですが
嬉しく思ったりもします。

とか言っている私自身も
まだまだ成長途中なんですけどね。w

ということで
今日もしっかりがんばりましょう!!