8月も今日で終わりですね。
この8月は、観測史上初とか
観測史上最多
というのが多かったようです。
猛暑日の多さとか
8月に台風が4つも日本にきたとか
台風が東北地方に初上陸したとか
です。
こういう観測史上初とか
50年ぶりとかっていうレアなやつは
入試に出やすい傾向があります。
台風10号なんかは
一度日本に近づいてから南下し
再び近づいてきて
東北の太平洋側から日本海側へ抜ける
という珍しい動きをしました。
日本の付近は偏西風の影響で
天気は西から東へかわる
と習ったと思います。
雲の流れも同様だと。
ではなぜ今回の台風は
いつものこの流れにならなかったのかというと
いつもよりも太平洋高気圧が東によっていること
そして、偏西風(上空の強い風)がいつもよりも北側にあるためです。
また、日本の東にある高気圧が
偏西風の流れをせき止めてしまうため
偏西風が蛇行します。
南に蛇行している部分には寒気がたまり
本流とは切り離されてしまいます。
これが寒冷渦と呼ばれるもの。
で、それがいまは西日本上空にあるため
その流れにそっていつもとは逆にすすんだ
ということです。
ちょっと難しい話ですが
次の入試では偏西風というワードが
ポイントになるかもしれません。
しっかりおさえておきましょう。
明日から9月。
学校も始まりますね~
2学期もがんばりましょう!!